【イベント】会津・漆の芸術祭2012 ~地の記憶 未来へ~

2012年10月10日 17:19 カテゴリ:最新のニュース

 

東北画は可能か?チーム妖怪「妖怪絵図 陰・陽」(左)「東北山水」(右)

会津の文化資源である「漆」をテーマに、会津の歴史の深さ、文化の豊かさ、そしてまちの魅力を伝えるべく、福島県立博物館と地域の連携により開催される「会津・漆の芸術祭」。

 

3度目となる今年は「地の記憶 未来へ」をサブテーマとし、造形作家の田中信行や渡邊希、会津大学や金沢美術工芸大学のプロジェクトチームなど約80組が参加。会津若松市内25ヶ所、喜多方市内14ヶ所を舞台に、漆を活用した作品をそれぞれ展示する。

 

 

 

また、会期中には会津における「漆」の存在や歴史、震災後の東北・日本におけるアートのあり方などを論じるトークイベントやシンポジウムを開催。豊かな自然の恵みである「漆」という存在を通じて、自然と人間が共生する未来への可能性を示す。

 

 

会津短大プロジェクト「こどものうるし」会津・漆の芸術祭2011より

田中信行「流れる水・ふれる水」

  

<トークイベント> 

「漆液がはぐくんだ詩人・相田謙三」

【日時】10月17日(水)13:30~15:00

【会場】福島県立博物館講堂

【ゲスト】若松丈太郎(詩人)

【聞き手】赤坂憲雄(会津・漆の芸術祭 ディレクター/福島県立博物館長)

【参加費】無料

 

「漆でつくる・漆で暮らす」

【日時】11月4日(日)13:30~15:30

【会場】末廣酒造嘉永蔵

【ゲスト】仁城義勝(木地師)、赤木明登(塗師)

【聞き手】小林めぐみ(福島県立博物館学芸員)

【参加費】無料(要申込)

 

<シンポジウム> 

「アートにできること できたこと2012」

【日時】11月17日(土)13:30~15:30

【会場】大和川酒蔵北方風土館

【パネリスト】吉田重信(アーティスト)、狐火(シンガー)、安竜昌弘・大越章子(日々の新聞社)、渡邊晃一(アーティスト/福島現代美術ビエンナーレディレクター)、ヤノベケンジ(アーティスト)、貝沼航(株式会社明天代表取締役)、千葉清藍(書道家)

【コーディネーター】:川延安直(福島県立博物館学芸員)

【参加費】無料

 

「会津・漆・アートⅢ 地の記憶 未来へ」

【日時】11月23日(金・祝)13:30~16:00

【会場】福島県立博物館講堂

【パネリスト】北川フラム(越後妻有大地の芸術祭総合ディレクター)、樋田豊次郎(秋田公立美術工芸短期大学学長)、山下裕二(明治学院大学教授)

【コーディネーター】赤坂憲雄(会津・漆の芸術祭 ディレクター/福島県立博物館長)

【参加費】無料

 

<同時開催>

「会津の至宝」

【会期】10月6日(土)~11月25日(日)

【会場】福島県立博物館

 

【関連リンク】 「会津・漆の芸術祭2012」公式ウェブサイト

 


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