11月2日から東京・六本木の国立新美術館で開催される「第44回日展」。本展に先立ち、本日10月25日までに、日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5科全ての特選受賞者が発表された。
各科の受賞作品および受賞者は次の通り(敬称略、カッコ内は出身)。
<第1科 日本画>
「棲む」 青田賢蔵(兵庫県)
「消失スル境界線」 朝倉隆文(神奈川県)
「EARTH」 大西健太(滋賀県)
「春の雪」 加村光子(山口県)
「十一月蔓からむ」 國井たか子(岐阜県)
「夢の溜り」 桑野むつ子(京都府)
「角の門 」 佐藤和歌子(熊本県)
「視る」 長谷部貞子(岐阜県)
「時の隙間」 丸山勉(兵庫県)
「未知の遥睨」 米田実(京都府)
<第2科 洋画>
「化身」 浅見文紀(埼玉県)
「Caribbean Blueを聴きながら」 阿部良広(宮城県)
「夜想」 児島新太郎(愛知県)
「朝の光」 児玉健二(佐賀県)
「画室」 佐藤龍人(東京都)
「母の調べ」 柴田仁士(愛知県)
「亜也」 橘貴紀(群馬県)
「川辺の暮らし」 日野功(愛媛県)
「峠を行く」 松野行(栃木県)
「やすらぎ」 山田郁子(埼玉県)
<第3科 彫刻>
「ケサリアの牛飼い」 植田努(埼玉県)
「風がふいている」 上田ふみ(長野県)
「大地に立って」 岡山千秋(鹿児島県)
「陽光」 小関良太(北海道)
「あぜ道」 梶川俊一郎(愛知県)
「洋洋」 神谷睦代(千葉県)
「弦響」 白石恵里(福岡県)
「空へ…」 高野真悟(愛知県)
「明日へ」 外山良治(福岡県)
「明日へ」 野添浩一(鹿児島県)
<第4科 工芸美術>
「昴」 小倉敏江(広島県)
赤器「浮遊」 片山雅美(京都府)
「月しろに漂う」 日下部雅生(京都府)
「風光」 小林祥晃(京都府)
「いのち(たびだち)」 桜田知文(広島県)
「春秋のうつろい」 十二町薫(富山県)
「連 XI」 杉原外喜子(石川県)
「遙かな嶺」 馬場九洲夫(佐賀県)
「-祈りのかたち-第二楽章」 林香君
「隆風」 前田和伸(福井県)
<第5科 書>
「嵆康詩」 明石聴濤(兵庫県)
「荀子語」 岩村節廬(大阪府)
「鄧文原詩」 大橋洋之(山梨県)
「村上佛山詩」 川﨑大開(三重県)
「ひぐらし」 木村通子(京都府)
「松毬」 澤田虚遊(岡山県)
「杜甫詩」 中村史朗(京都府)
「萬葉集より」 野田杏苑(岩手県)
「寒山詩」 平形精逸(群馬県)
「桃李」 吉澤劉石(茨城県)
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