本日、11月2日より第44回日展が国立新美術館で開幕となった。
オープン前には開会式が開かれ、河村潤子・文化庁次長、青木保・国立新美術館館長、中山忠彦・公益社団法人日展理事長が出席。挨拶の後、テープカットが行われ、開幕となった。
今年は記者説明会やシンポジウム(11月12日)など、新しい試みも多い。
また本日、大臣賞、日展会員賞の各賞が発表された。受賞者は次の通り。
〈内閣総理大臣賞〉
[日本画] 市原義之「耀」
[洋画] 樋口洋「白い函館」
〈文部科学大臣賞〉
[彫刻] 山田朝彦「こもれび」
[工芸美術] 亀井勝「風物語『過ぎゆく…』」
[書] 今村桂山「竹里館」
〈日展会員賞〉
[日本画] 袴田規知代「或る日」
[洋画] 歳嶋洋一朗「運河の朝(ヴェニス)」
[彫刻] 上田久利「耳をすまして―枇杷の実がうれるころ―」
[工芸美術] 永澤永信「驟雨沛然」
[書] 中村伸夫「鄭羲下碑語」
第44回日展
【会期】 11月2日(金)~12月9日(日)
【会場】 国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
☎03-5777-8600
【休館】 火曜
【料金】 一般1200円 高・大学生700円
※ 11月12日(月)は「日展の日」として入場無料
【関連リンク】 公益社団法人日展 公式ホームページ