平成24年度の文化勲章親授式が11月3日午前、皇居宮殿「松の間」で行われた。
美術分野での受章となった日本美術院理事長の松尾敏男氏、美術評論家で大原美術館館長の高階秀爾氏など各受章者には、天皇陛下から文化勲章が授与され、引き続き野田佳彦内閣総理大臣から勲記が伝達された。親授式のあと宮殿前で行われた記念撮影では、受章者たちが文化勲章をつけて、晴れやかな姿で撮影に臨んだ。
文化勲章は、昭和12(1937)年に制定され、勲章のデザインは、橘の五弁の花の中央に三つ巴の曲玉を配し、鈕(ちゅう・章と綬の間にあるもの)にも橘の実と葉が用いられている。
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