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青柳ナツエ 「装」
「装」 72.7×60.6cm
私と着物
モチーフとしての着物は古いものの方を選ぶことが多いです。絹の質感や重みも違いますが、最大の特徴は描かれた柄の大胆さと気品にあります。もちろん、現代の着物も美しいものは沢山ありますがその多くは緻密で細かい柄です。アトリエの床に何枚もの着物を広げ、新しい絵の構想を練る時、結局選んでしまうのは古いものです。それらが、目鼻立ちのすっきりした現代の女性に対抗できるように思えるからです。
青柳ナツエ
AOYAGI NATSUE
一陽会会員、日本美術家連盟会員
1952年
1976年
1993年
1994年
1999年
2000年
2001年
2003年
2006年
東京都生まれ
女子美術大学絵画科洋画専攻を卒業(78年同大学研究生修了)
第39回一陽展に初入選
第40回記念一陽展で青麦賞受賞
第5回美の予感展に出品(2000年新世紀をひらく美展に出品)
一陽会会員となる
文化庁主催第34回現代美術選抜展に出品
第22回損保ジャパン美術財団選抜奨励展に出品
埼玉ゆかりの芸術家展:特集・青柳ナツエが加須市・サトエ記念21世紀美術館で開催される
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