日本画

     
   

かずら橋は、日本三奇橋に数えられる吊り橋で、剣山の山頂近くにある馬場に通う観光名所として有名である。谷に点在する集落を結ぶ生活橋であった。<br />
祖谷川が刻んだ渓谷の上空14メートルに架かるこの橋は、シラクチカズラで編んだ吊り橋で、風に揺られ、ひと足ごとにギシギシと音をたて、スリル満点である。<br />
国指定重要有形民俗文化財である。


竹林の道、風情漂う散策路、京都では伝統的な街並が多く守られ、文学や映画などの舞台となっていますが、その一部、竹林の道を描きました。<br />
野宮神社から大河内山荘までの役300mの竹林道ですが、空を覆うように茂る竹がさやさやと風に揺れる音が心地よく、鬱蒼とした道、竹林の豊色の風景です。<br />
水墨画にしても、なかなかの風情が漂います。

   

 
 

五十嵐和壽

IGARASHI KAZUHISA

現代墨の作家展事務局長、日本中国水墨画交流協会会員
 
1934年長野県に生まれる。
日本中国水墨画合同展を中心に活躍。2008年同展都知事賞受賞。

 
     

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