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第65回記念立軌展(東京都美術館)「すがたみ」90.9×116.7cmこの画家の作品の持つ魅力は、見る人の足を必ず止めてしまうことである。それが壺であり、小鳥であり、馬や裸婦であっても同じである。決して個性の強い、特徴的なものではないが、作品と見る人の間に、しっとりとした対話を生みだすのである。その声は、ささやくように小さいが、空気のように透き通った響きを持ち、見る人の心琴に触れてくるのである。
美術評論家・安井収蔵 「五百住乙人油絵展〔1984年三越本店〕図録」寄稿文より抜粋 |
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五百住乙人IOZUMI KINOTO
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