洋画

     
   

四季折々庭に出現する草花、色々制約のある植物画、その生態を観察することは大切。花と共に過ごす日々。その生命のみずみずしさをどのように表現するかが課題です。

庭には70本余りの薔薇があります。一つひとつ愛情をかけて育ててみなければ、ものになるか判らないものです。<br />
そして、やっと出合えた一輪の薔薇、その花弁に漂う気品と色とを大切に描きたいと思っております。

バラの花の美しさ、気品、その深い色を表現すべく、15年程描いているのですが、<br />
この先も、この取り組みが続く。

   

 
 

小島万里子

KOJIMA MARIKO

日本ボタニカルアート協会委員
 
1937年静岡県生まれ。
太田洋愛、二口善雄に師事、85年国立科学博物館植物画コンクールで文部大臣奨励賞を受賞、86年日本ボタニカルアート協会会友となり99年委員となる。
産経学園やNHK文化センターでボタニカルアートの講師をつとめ、88年『ボタニカルアートのすすめ』、2004年『花の回廊:小島万里子ボタニカル・アート作品集』を刊行。作品は鎌倉文学館などに収蔵されている。

 
     

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