馬驍・王荻地水墨画展(銀座・鳩居堂画廊)「冰河の音」 91.5×183cm 2013年5月14日〜19日開催
私は、“生涯芸術の表現を追及すること”を信念としています。 幼少より絵を描くのが好きで、水彩絵の具で油絵を描くほど、何の知識もありませんでした。でも、古びた壁を眺めるのが好きだった。そこには、雄大な山、飛び立つ鷹、草原を駆けぬける馬、空に浮かぶ雲、滝の下に佇む双鶴…が見え、これらの幻想のようなものが気持ちをウキウキにさせてくれました。 1979年日本に来て日本の芸術文化の影響を受け、80年代初めに独自の表現方法・溌墨画法を編み出し、幼少の夢を実現することができました、溌墨画は更に深く、広大な空間、無限の境地へ私を導きいてくれます。宇宙の神秘、大自然の壮麗感、山・水・空気・雲・霧の情緒…が私の作品の「魂」であり、生涯に亘って追求してきた芸術の表現です。
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