日本画

     
   

冬のほおずきは、12月から1月にかけて冬枯れの状態になり、折れ曲がって、白くなってしまいました。<br />
幹も葉も実も、ちぎれてしまったりしているものもあります。<br />
色彩は色あせていますが、私には生物として一生をまっとうした、完成された姿に思えて実にうつくしく感じます。実の方は、葉脈がすけて見えて、中の黒い所が、見え隠れしています。<br />
葉はちぎれてしまって、実と幹だけになってしまった所を描いてみました。


冬のほおずきは、12月から1月にかけて冬枯れの状態になり、折れ曲がって、白くなってしまいました。<br />
幹も葉も実も、ちぎれてしまったりしているものもあります。<br />
色彩は色あせていますが、私には生物として一生をまっとうした、完成された姿に思えて実にうつくしく感じます。実の方は、葉脈がすけて見えて、中の黒い所が、見え隠れしています。<br />
葉はちぎれてしまって、実と幹だけになってしまった所を描いてみました。

   

 
 

桝田隆一

MASUDA RYUICHI

 
1944年
 
 
1973年
1975年
1986年
1987年
 

福島県生まれ
多摩美術大学大学院修了
横山操、加山又造に師事
河北美術展文部大臣賞受賞
院展G賞・白寿賞受賞(同85年、86年、89年)
春の院展春季展賞(同87年、同88年)
院展日本美術院賞受賞(大観賞)(同88年)
 
このほか、前田青邨賞受賞。
文化庁主催現代美術選抜展など出品。

 
     

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