彫刻

     
   

Rは龍神(龍王)の意味で、通常の剣は一頭の龍ですが、<br />
この剣には金龍・銀龍の二頭の龍が巻き付いております。<br />
倶利伽羅龍を金龍と銀龍に置き換え、独特の視覚的パワー表現と「R-愛染明王」との一対をなす不動明王を現わしました。


Rは、龍神(龍王)の意味で、金龍王、銀龍王を眷属に、組合わせた阿闍梨様の頭の中にある愛染明王の姿を創りだし、視覚的にもパワーみなぎる姿を目指した。<br />
金龍王は難陀龍王、銀龍王は跋難陀龍王で武人の姿をしているが、この度は龍体そのものの姿で現した。

   

 
 

向吉悠睦

MUKOYOSHI YUBOKU

あさば仏教美術工房代表、彫刻あさば会主宰
 
1961年
1980年
1991年
1993年
2002年
2007年
2011年
2012年
 
 
 

鹿児島県生まれ
京都仏像彫刻研究所に内弟子として入門、松久朋琳、松久宗琳に師事
内弟子12年にして独立、あさば仏教美術工房を設立する
第20回京都府工芸産業技術コンクール優賞グランプリとなる
西宮正明氏による写真集「向吉悠睦の彫刻」出版される
「やさしくわかる仏像入門」出版
あさば工房一門展(日本橋三越本店)
マルセル・マルソーの肖像彫刻を手掛ける
NHKの大河ドラマ「平清盛」に仏師役で出演
 
このほか、大本山法楽寺(大阪)、八浄寺(兵庫)、徳壽院(東京)より大仏師号を賜る

 
     

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