日本画

     
   
大阪城の天守閣からの眺めは素晴らしい。金の鯱が目の前に。ユニークな面構えにさっそく絵にしたくなった。雌雄いずれであるのか。時間をかけて丁寧にスケッチしていった。遠方の森を少し削り、都会のビル群で今昔を表現した。
以前京都の高台より2枚のスケッチをした。<br />
1枚はすぐに絵に仕上がったが、残ったこれはその時の私には手に余るものだった。<br />
何年か後の今、やっと作品となった。

   

 
 

長岡美和子

NAGAOKA MIWAKO

全日本美術協会委員・評議員
 
1945年 富山県生まれ。
近畿大学理工学部数学物理学科数学専攻卒業。全展関西展、関東全展、フォーカス展他出品。
南仏カーニュ・米ラスベガス個展、国内個展27回。外遊多数。

【書】

 
     

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