日本画

     
   

龍華樹は、弥勒菩薩がその下で悟りを開いたとされる木です。<br />
仏典中の龍華樹は、現在は「テリハボク」がそれとされ、<br />
20メートルほどの高さの木で、龍が百宝を吐く姿に例えられます。弥勒菩薩をイメージした作品です。


数年前のインドへの取材旅行で立ち寄った村で、今でも大切にされている石仏に出会い、その優しい雰囲気に心安らぎました。その菩薩は、いつしか私の心にあふれんばかりの優しい慈しみの「まなざし」を生み出し、育んでこの作品になりました。

   

 
 

中村佳睦

NAKAMURA KEIBOKU

仏画あさば会主宰、日本工芸会正会員

 
1981年
1982年
1991年
1995年
2000年
2006年
2007年
2009年
2011年
2012年

松久宗琳に師事、仏画、截金の制作を始める
京都仏像彫刻研究所入門
あさば仏教美術工房を向吉悠睦と共に設立
日本工芸会正会員となる
仏画睦会改め仏画あさば会を主宰する
第35回日本伝統工芸近畿展大阪府教育委員会賞受賞
「やさしくわかる仏像入門」出版
第22回伝統工芸諸工芸部会展日本工芸会賞受賞
あさば工房一門展(日本橋三越本店)
第41回日本伝統工芸近畿展日本工芸会支部長賞受賞
 
高野山金剛峰寺根本大塔十六大菩薩画の修復に携わるほか、金剛輪寺(滋賀県)、興願寺(愛媛県)などに作品を納める。

 
     

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