日本画

     
   

日本の国は、美しく澄んだ水の流れと、それを育む山や木々、そして下草たちに包まれた情景を見ることが出来る。やがて流れは滝となり、美しい水音を響かせて大河となる。<br />
沈んだばかりの太陽に代わって、月が輝いてくる。涼風が心地よく水面を流れてゆく。作者は、その美しい日本の風景を描きながら、すべての人々に幸せあれと願うのである。


戦争のない国、平和な国日本で、今、1日に100人の人が自ら命を断つ。<br />
明日への夢と希望を!<br />
そんな思いで絵筆を持つ私は、その絵の中に、人生の喜びを表現したいと思っている。

   

 
 

楢柴 良

NARASIBA RYO

 
1931年愛媛県生まれ。大河内正夫に師事。
春季創画展への入選ほか、大阪市美術協会展記念賞、NPO法人國際美術協会第36回國美藝術展銀賞、第21回ミレー友好協会展日本画部門公募最優秀賞、ゴッホ生誕160周年記念シャンパン芸術祭情熱の光彩芸術金賞、会津塗額縁競演震災支援美術展芸術家大賞など受賞。また、ジャパンエキスポ2013や京都新聞チャリティー展への出品、日独交流フェア日本の心展ラーテノウ芸術センターへの作品収蔵など、国内外を問わず幅広い活躍をみせる。

 
     

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