洋画

     
   

   

第43回日展(国立新美術館) 「浅春山陽」 80号S 2011年

雪国新潟の山間部は、深い雪に覆われ、暗く長い冬を堪えて越し、そして春を待ち侘びる。
3月に入ると寒さも緩み、明るい空が広がる。ここ十日町の郊外、南面の山肌は柔らかい日射しをうけ、春到来、山々はよろこびを感じている。遠くの山は霞む。もうすぐ草木の萌ゆる季節が、この山里を包むことであろう。
 
 
 

塗師祥一郎

NUSHI SHOICHIRO

日本藝術院会員、日展常務理事、日洋会委員長
 
1932年
1952年
1953年
1966年
1977年
1982年
1992年
1997年
2003年

 

石川県生まれ
日展初入選
金沢美術工芸大学洋画科卒業、小絲源太郎に師事
日展特選(同71年)
日展会員となる
日展会員賞受賞
埼玉文化賞受賞
日展文部大臣賞受賞
日本藝術院賞受賞、日本藝術院会員となる

 
     

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