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酒井重良 「思惟」
第72回日本画院展(東京都美術館)「思惟」 182×182cm
時折、ふとその瞬間が訪れる。
静寂の中で、いくつかの歯車がゆっくりと回転し、魚のようなものが私のかたわらをすりぬけて行く。
そんな時、私という心の形を描くための構図が少しひらめいたりする。
酒井重良
SAKAI SHIGEYOSHI
日本画院常務理事、日本版画協会準会員、群馬県美術会理事、日本美術家連盟会員
1948年
1970年
1978年
1982年
1985年
2000年
2001年
2007年
2008年
群馬県生まれ
多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業
群馬県立聾学校教諭となり障害児教育に携わる(2007年退職)
小曽根正利の指導のもと銅版画の制作開始
塩原友子に師事、日本画の制作開始
群馬版画家協会の創立に会員として参加
企業メセナ群馬芸術奨励賞を受賞
第1回小浜・命のかたち展で準大賞受賞(同02年)
第67回日本画院展で日本画院賞受賞(同08年)
日本画院同人となる
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