日本画

     
   

   

第44回新院展(東京都美術館)「装い」 145.5×97.0cm 2012年

モデルの女性
容姿端麗の形容にふさわしい女性である。ひととき静かに誰かを待つ、といった情景だが、
無心の表情の中にどこか明敏を思わせるものがあると感じながら筆をとった。
和装の良く似合う印象の未だ若い人妻である。
 
 
 

真浄光葉

SHINJO KOYO

新日本美術院顧問
 
1922年大分県生まれ。
原田朝光に師事、新院展で都教育委員会賞、会長賞、文部科学大臣賞を受賞し、2度の新日本美術院大賞(97年・2000年)を受賞する。
また世界文化大賞、フランス国際アカデミー賞など受賞。個展やグループ展への出品にも積極的に取り組んでいる。

 
     

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