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立岩 彰 「太古への想い」
第37回現創展 (千住・シアター1010) 「太古への想い」 90.9×72.7cm
このエジプト女性を描いている時だった。
彼女の目線の先には古代遺跡—ピラミッド、スフィンクス像の存在が幻想として浮かんできた。
スフィンクスは人に多くの謎をかけ、解き難い謎はわれわれをして一層太古の夢へと駆り立て、神話的時間へと誘っていく。
私はそれを画面の背景とすることで、作品にも潤いが増したような気がする。
立岩 彰
TATEIWA AKIRA
現創会会長、太平洋美術会会員
1935年
1960年
1991年
1998年
1999年
2001年
東京生まれ
学習院大学卒業、後に京都造形芸術大学卒業
三菱商事(株)勤務時に政経文化画人展出品、芸術議員連盟賞他賞5
太平洋展名古屋市長賞受賞、奇美博物館(台湾)収蔵
日本藝術栄誉章
現創展東京都知事賞受賞
他、日本藝術選奨洋画部門大賞、ル・サロン会長ラヌラグ賞、エジプト文化省
ツタンカーメン芸術賞など受賞
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